子猫用ミルクについて注意すること

スポンサーリンク
ミルクちょうだい ナムナム

ミルクちょうだい

人間用に調整された牛乳には「乳糖」が含まれていて、分解できない猫がほとんどです。また子猫にとっては牛乳では栄養が足りずに、栄養失調になってしまうので、子猫専用のミルクを与えることが必要です。

授乳には、「子猫用ミルク」と「子猫用哺乳瓶」が必要になりますが、ペットショップや動物病院で売られています。
子猫用ミルクには、液状ミルクと粉末ミルクがあり、粉末ミルクはその都度計量し、お湯で溶かしてから38度位(母体の温度)まで冷まして与えます。

粉末ミルク

それぞれ添付のスプーンがあるので、缶に書いてある指示に従って調乳してください。その際、いきなり規定量の粉ミルクに規定量のお湯を入れると粉がダマになってしまうので注意してください。

まず、50~60度位のお湯を規定量の約半分をほ乳瓶に入れ、

次に規定量のミルクを入れて良く溶かします。良く溶けたのを確認してから、

最後に規定量まで湯冷ましなどを入れてよく混ぜてください。

作り置きはしないで、授乳の都度、新しい物を調乳するようにしましょう。

液状ミルク

液状ミルクは缶や紙パックになっているので、薄めずにそのまま温めて使うことが出来るので、とっても手軽です。

味も大抵の子の好みに合うようですが、粉に比べて割高になります。

開封したら冷蔵保存して72時間の間に飲みきりましょう。

哺乳瓶での与え方

一般的に授乳は3~4時間おきにと言われますが、あくまでマニュアルなので、それぞれの個体差に合わせてあげるのが良いでしょう。

時間だからといって寝ているのに起こしてまで飲ませる必要はないですし、規定量を飲まなかったからといって無理に規定量まで飲ませる必要はありません。まだ欲しがるようなら、飲みたがるだけ与えてあげて大丈夫です。欲しいだけ飲んだら自分から乳首を離すので、子猫自身に任せるようにしましょう。

ナムナムの場合は、目覚めたら排泄させて、ミルクを飲ませ、また排泄させるという感じでした。

哺乳瓶で授乳する場合最初のコツは、赤ちゃん猫の口元にゴム部分を触れさせて、ミルクを一滴絞り出してみると乳首を認識し自ら吸い付いて来るでしょう。

乳首を喉の奥まで押し込んで無理矢理ミルクを出すと、気管に入ってしまうことがあるので絶対にやめましょう。

哺乳器で授乳する際には、乳首の部分にミルクが常に満たされているようにしておきましょう。

ミルクが入ってないと空気を吸い込んでしまいます。

また哺乳器のキャップの締め過ぎも注意です。きっちり閉めすぎると、空気抜きが出来ずに哺乳器の中が真空状態になってしまいます。そうすると、ミルクが飲みにくいですし、中耳炎になる危険もあります。ミルクが漏れず、空気が抜けるように適度にゆるめて授乳しましょう。

飲ませる体勢にも注意です。仰向けは自分の意志で授乳量を調節出来ないので誤飲の危険を増大させ、ミルクが気管に入り込んでしまい、誤嚥性肺炎の危険や、突然死の間接的な原因になったりしますので、うつ伏せでの授乳を心がけてください。

母猫のおっぱいを飲む姿を考えれば、仰向けにはなりませんね。

コメント

タイトルとURLをコピーしました