猫の不妊手術で注意すること

スポンサーリンク
猫の健康
PublicDomainPictures / Pixabay

PublicDomainPictures / Pixabay

猫の不妊手術をするかしないか・・

いろいろな考え方があるとは思いますが、うちの子になったからにはどのように育てていくのか、真剣に考えるべきでしょう。

うちの子にならなくても、不幸な地域猫を増やさないためにボランティアで不妊手術を進めている活動をしている方たちもいますよね。大切なことだと思います。

不妊手術のメリット、デメリット

不妊手術のメリットは、メス、オスともにたくさんあります。

メスの場合は、望まない交配、妊娠、出産を避けられること、発情がなくなるのでストレスを減らすことができること、発情に伴う大声で泣くなどの行動を押さえられる、卵巣疾患や子宮疾患を予防できることがあります。

オスの場合は、メスをめぐってのケンカをしなくなる、攻撃性が低下する、尿でマーキングするスプレー行動が改善する、性的なストレスがなくなる、精巣や前立腺疾患の発生を低下させることができるなどがあります。

デメリットは、子供が産めなくなること、手術時の全身麻酔のリスク、術後に太りやすくなるなどがあります。全身麻酔は稀にアレルギーの子がいて、死亡する危険性もあるので十分配慮すべきです。

手術直前の注意事項

避妊手術を受ける前の注意事項は、動物病院によって多少異なります。

原則として、手術前12時間以上の絶食をお願いしています。前日の大体18時以降は食事を控えていただき、水は当日の朝から飲ませないようにします。

手術後は、メスの場合、傷口を保護するために、腹帯をしたり、バンテージをします。退院の許可も病院により異なりますが、手術当日退院した場合は、手術を受けた時間により、その日の食事や水の与え方が変わりますので、医師の指示にしたがってください。

1~2日は元気がなかったり、食欲がないこともありますが、たいてい2日もすれば元気に回復します。
抜糸は、糸の種類によって異なります。吸収性の糸を使用して埋没縫合を行っていれば、抜糸はなしで、非吸収性の糸を使用していれば、約1週間後に抜糸になります。

いずれにしても、心配なことがあるときは、手術の前に、かかりつけの医師に相談するといいですね。

コメント

タイトルとURLをコピーしました