生まれたばかりの子猫のケア

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子猫のケア 猫との暮らし

子猫のケア

猫は約1年で成猫になります。去勢、避妊手術を受けさせることができるようになる生後6か月頃くらいまでは子猫というわけですが、子猫と一口に言っても、週齢、月齢でお世話のポイントが違ってくるので要注意です。

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猫の年齢とその時期の特徴

生まれたばかり:体重は約100g。目も開かず、耳も聞こえない。ひたすら母猫の母乳を飲み、排泄も自力ではできないので母猫にお尻をなめてもらう。

生後1週間:体重約200g。目が開き始め、2〜3日かけて完全に開く。耳も聞こえ始める。

生後2週間:体重約300g。足を開いてヨタヨタ歩きを始める。

生後3週間:体重約400g。歯が生え始める。自分で排便ができるようになる。爪を引っ込めることができるようになる。

生後1か月:体重約500g。そろそろ離乳。離乳食、トイレトレーニングも始める。

生後2か月:体重約1000g。青灰色の瞳からそれぞれの色に変わってくる。乳歯が生え揃う。社会性を身につける時期。

生後3か月:体重約1500g。青灰色の瞳からそれぞれの色に変わってくる。走り回り、じゃれるようになる。オスメスの判定がわかりやすくなる。

生後6か月:体重約3000g。乳歯が抜けて永久歯が生えそろう。被毛が生え変わってくる。

生後1 週間の育て方

生まれてから1週間は、2時間に1回の授乳と、それに伴う排泄処理が必要です。母猫が母乳をあげて、子猫のお尻をなめて排泄処理するのが自然の子育てですが、母猫ができない場合はニンゲンの手で行う必要があります。

ペット用哺乳瓶で、猫専用のミルクを飲ませます。

2〜3時間に1度のペースで1日7〜8回授乳することが理想。吐き戻しを避けるために仰向けの姿勢は避けます。ミルクが足りないと低血糖になり命の危険も出てくるので慎重に。

哺乳の後は必ず、ティシュやタオルなどで優しくお尻を刺激して排尿を促します。薄黄色のおしっこが出てくるので、色がつかなくなるまで刺激を続けます。便は1日に1度促します。便の硬さや色が、ゆるすぎたり硬すぎたりする時は感染症や脱水症状の可能性がありますので病院へ。

排泄のケアは月齢1か月頃まで続きます。猫のお母さんってほんと大変ですね。

この時期の子猫は体温調節ができません。普通であれば母猫や兄弟猫と一緒に寝て温まっているはずなので、寝床にも注意が必要です。毛布やクッションの下にアンカを置くなど、自然な温かさを保持できるようにしましょう。

 

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