捨て猫と出会ったらどうしますか？

目の前に明らかに捨てられた猫がいたら、どうしますか？

猫好きならたまらなく心が痛み、悲しく苦しい状況です。

特に好きでなくても命を尊いと感じる人なら、「なんとかしなくては」と心を揺さぶられることでしょう。

でも、みなさんそれぞれにいろいろな事情があると思います。

「ちょうど猫が欲しかった」という場合もあるかもしれませんが、ほとんどは家にすでに猫がいたり、ペット不可の住宅だったり、家族が猫嫌いだったり、猫アレルギーだったり、飼い続けることができない状況だったり。

私は縁があって２匹の猫と出会い、保護することになりました。

家族の猫アレルギーと猫嫌いの問題がありましたが、今のところ２匹ならなんとか大丈夫のようです。でもこれ以上はどうしても無理。この状況で捨て猫に会ってしまったら、私はどうすれば良いのだろうかと考えてしまいます。

今でも庭に数匹ノラが立ち寄るので、保護してあげられない自分がとても辛い。保護活動している人たちもいるけれど、それさえ自分にはできないし。情けない限りです。

捨て猫を拾う覚悟ができたらすべきことは

1. 怪我や病気をしていないか衰弱具合をみる。
2. ある程度体を清潔にして、キャリーバッグや箱などにタオルやペットシーツを敷いて休める場所を作る。
3. 病院へ行き、感染症の有無の検査と全身の診察を受ける。
4. 猫トイレ、猫フード、お水など必要なものを用意する。
5. 自分でどうしても飼えない場合は、里親を探す。

捨てられた猫はほぼ衰弱しています。

お腹も空いているし、猫風邪などにかかっていることも多いので保護したら病院で診察してもらうのは必須です。

家では落ち着ける場所を作ってあげて、安心させてあげるといいですね。

授乳期の子猫を拾ったら授乳と排泄の世話が必要

体重５００gを超えていれば離乳しているので、固形フードを与えれば大丈夫です。
フードは「総合栄養食」と記載してあるフードなら大体大丈夫のようです。

眼が開いていなかったら確実に離乳前です。
上顎の一番大きい臼歯（第３前臼歯）が生えてれば離乳可能ですが、判断が難しいです。
個体によりますが、４００g未満の場合は、まだミルクが必要なことが多いです。ミルクは猫用ミルクを与えます。人間用は乳糖を消化できずに下痢することがあり、子猫にとって下痢は命の危険があります。

子猫は人間の赤ちゃんと同じように大切に育てることが必要です。