白猫は近くで見ると白くなかった

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ココ

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次の日の朝、白猫が窓の外に来ていました。

黒トラに連れられて来た翌日、1人で来ていました。どうやら段ボール箱の中で寝た様子。

窓を開けると網戸をカリカリしました。

近くで見ると鼻から頭にかけてドロドロのカベカベ。きっと何かを開けようと鼻と頭でグイグイしたに違いありません。ノックする手も泥だらけです。

そして悲しげに訴えます。

にぎゃあ うぎゃあん

泣きすぎたのか声も枯れきっていました。

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ウチに入りたいの。

人間を決して近づけさせない黒トラと違い、白猫はグイグイ近づいてきます。

網戸を開けると、足にスリ寄り大きな音でゴロゴロを響かせたのでした。

もうこれで保護決定です。うちの子になる?と聞くと、うにゃあと。

猫は突然やってくるものかも

食欲はありすぎるほどなので、寄生虫などはあるにしてもとりあえず健康体のよう。

でも外にいた猫は、いろいろな感染症を持っていることがあるので、ナムとの接触はまだまだ後です。捨て猫を拾ったら、いろいろ配慮しなければならないことがたくさんあります。

それはこちらにまとめました。

ひとまず、サンルームに入れて窓を閉め、猫砂を入れたトイレとバスタオルを敷いた箱を用意。カリカリと水もあげて、病院が始まるのを待って出かける準備をしました。

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